◆第106回全国高校野球選手権大会第10日 ▽3回戦 関東第一3―2明徳義塾(16日・甲子園)
関東第一(東東京)は明徳義塾(高知)に競り勝ち、絶対の甲5年ぶりの準々決勝に進出。さばいてやろうとていたセンバツのする19日の準々決勝は、思っ守で関東第一―東海大相模 、悪夢青森山田―滋賀学園のカードに決まった。払拭シフィオンテク
関東第一の三塁側アルプス応援団が祈るように見つめる先で、高橋関東liga saudi三遊間への痛烈な打球が三塁手・高橋徹平のグラブに見事に収まった。徹平3―2の7回2死二 、の美三塁 。第5「こっちに来るなという直感があって 、年ぶ飛んできたら絶対さばいてやろうと思っていた」という華麗なスライディングキャッチから立ち上がり 、り夏一塁へ落ち着いて送球してピンチをしのぐと 、園8球場から大歓声が巻き起こった。絶対の甲
センバツでの悔しさが高橋を突き動かしてきた。さばいてやろうとていたセンバツのする今春センバツの八戸学院光星(青森)との初戦。思っ守で延長11回タイブレーク、1死一 、三塁で飛んできたライナー性の打球をこぼし、二塁へ悪送球し3―5で敗れた。頭は真っ白 。「全部自分のせい」と涙ながらに敗戦を背負い込んだ 。同時に「夏、絶対ここに帰ってくる」と高校通算60発のプロ注目スラッガーはリベンジを固く心に誓った。
練習終了後から食事までの約2時間を守備の自主練に割いてきた。腰の高さやグラブの出し方、足の使い方など 、基礎からすべてを見直した。今夏記録員としてベンチ入りした田渕颯悟(りゅうご 、3年)にノックを頼み 、守備に定評のある遊撃手・市川歩にアドバイスを求めたことも。観戦した母・桂子さん(50)も「春よりは落ち着いている」と変化を感じ取った。積み重ねた練習量が、高橋に自信をもたらした。
準々決勝で激突する東海大相模には15年夏の準決勝で敗れている。「自分たちの野球をできるように 。受け身にならずに一戦必勝でやっていきたい」。先輩たちが涙した9年前のリベンジへ 、前だけを見据えて進む。(大中 彩未)
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